【ヤクザと家族】感想
涙出る。出所後、つらい。
でも、終わり方良かった。これはとても良いエンド。
ヤクザ作品ってイケイケドンドン終了多いけど。こういうののが記憶に残る。
●出所後
組も組で、崩壊してるし…
親父は死にかけ、幹部は薬売って、もう未来がない。
除籍は最後の優しさですね!
若い子も悪気は無かったんだろうけど、
SNSで一瞬にしてすべてが終わってて今の時代だ。
山本も、かつての恋人と我が子に会えて
一緒に暮らして少しの幸せを手に入れたと思ったら。
「あんたさえ帰ってこなければ…」という言葉がグサグサくる。
山本の子分の一人も、
カタギとして妻子と幸せに暮らしていこうとしていたのに、全て失う。
人のせいにもしたくなるし、刺したくもなる。
唯一の救いが
最後の最後に、娘が献花しにきて
翼に「お父さんどんな人だったの?」と尋ねるところ。
ヤクザであることがバレて疎まれて居場所を失って、
それでも娘は父のことを知りたい、必要とされている存在である。
っていうことに涙。
組の身代わりシステム発動させて、
14年服役してシャバに出てきたと思ったら……これだよ!!!( ;∀;)
いい作品でした!!